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日本語教育=栗原さんが参考書を発行=「楽しみながら勉強を」

ニッケイ新聞 2011年5月10日付け

 ポルトガル語で書かれた初級〜中級向け日本語文法参考書「LINGUA JAPONESA」(栗原章子・菊池渡共著)が発行されている。
 同書は、各品詞の説明が章ごとに組まれ、従来の日本語教科書だけでは難しかった文法の学習をカバーする内容となっている。
 また、日伯の文化の違いで理解しづらかった表現は挿絵を使って説明。日本語には全てポ語のルビが振ってある。
 来社した栗原さんはアリアンサで30年以上日本語教師を続けてきた経験を生かし、「日常ですぐに使える生活用語を多く載せた。授業で評判だった小話をコラムに書いたので楽しみながら学んで欲しい」と語った。
 各日系書店、日本語センターで販売されている。価格は40レアル。

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