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ニッケイ新聞 2011年7月6日付け

 3月に発売されて以降、大きな話題を呼んでいる安良田済さんの著書『戦時下の日本移民の受難』(50レアル)の増刷が続いている。安良田さんから、「第3刷が完成しました。2日から太陽堂(3207・6367)とフォノマギ書店(3104・3399)で販売されています」との電話があった。興味のある読者の方はぜひお買い求めを。
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 サンパウロ植物園(Av. Miguel Stefano, 3031, Agua Funda)で8、9、10の3日間、「第32回盆栽展示会」が開かれる。同園への入場料は、大人3レアル、駐車場5レアルと割安。広々とした園内には大きな池もあり、都会の喧騒を逃れられる。盆栽を含め、多くの緑を週末に楽しんではいかが?
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 大相撲名古屋場所が10日から始まる。ブラジルから熱い期待を寄せられている日系人力士魁聖。ブラジル時代からの脱臼癖が不安材料だが、弊紙のある読者は、「名横綱、千代の富士も同じ脱臼癖を抱えていたが、筋肉の鎧でカバーし最多勝記録を作った」と姿を重ねる。その記録を今場所で兄貴分の魁皇が塗り替えようとしており、これもまた目が離せない。

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