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マンガ・ラルガ=新教最古の日系教会=エピスコパウ建立82周年

ニッケイ新聞 2011年7月12日付け

 サンパウロ州沿岸部レジストロ市の中心から約20キロ離れたマンガ・ラルガ地区に在るアングリカーナ・エピスコパウ教会は、6月12日に建立82周年を祝った。1929年6月11日に落成式が行われたこの建物は、エピスコパウ教会(新教)の中では、日系人がブラジルで建築した最初の教会である。

 現在信者は市内の教会で毎日曜日礼拝に参加しているが、マンガ・ラルガ地区の教会では年に1度、建立記念日を祝って6月に礼拝をしている。
 この礼拝にはサンドラ・ケネデイ・レジストロ市長も参加、サンパウロから来たホージェル・ドウグラス・バード司教および牧師3人、レジストロ地区担当のマリオ・リバス牧師が式を司った。
 昨年6月17日にリオ・デ・ジャネイロのIPHAN(連邦歴史文化遺産院)で、レジストロに点在する12の古い移民家屋や茶園が国の歴史文化遺産として承認された。
 式典の中でホージェル司教は、これらの歴史文化遺産の中で、このエピスコパウ教会が最初の修復工事の対象に選ばれたことを喜び、工事開始承諾の書類にサインをした。
 ブラジルの各地にレジストロより日系人の多い市が在るが、歴史も浅く家屋も比較的モダンなものが多く、移民初期の家は殆ど無いのではないかと思われる。これから100年、200年と年が経つにつれて、この歴史文化遺産に選ばれた移民家屋の価値が増してくるものと思われる。
 長い時間と多額の費用がかかるだろうが、レジストロ文協、レジストロ市役所、IPHANが協力し合って成し遂げなければ成らない事業である。
 礼拝が終わって、約150人の参加者はシュラスコ会に参加し、教会建立82周年を祝い友好を深めた。(金子国栄さん通信)

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