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兵庫・神戸でガイド役に=ナタール出身ポリアーナさん

ニッケイ新聞 2011年7月30日付け

 【神戸新聞】神戸在住のブラジル人女性がJR三ノ宮駅前の「神戸市総合インフォメーションセンター」でガイド役として活躍している。
 同センターに外国人が勤務するのは初めてだが、流ちょうな日本語と丁寧な案内で好評だ。英語、ポルトガル語、スペイン語も操り、国際観光都市・神戸の玄関口を盛り上げている。
 ブラジル・ナタール市出身の松本ポリアーナさん(30)=神戸市灘区。大学生だった8年前、同市を旅していた夫の圭司さん(41)と出会い、交際がスタート。結婚を機に来日した。
 最初に暮らした東京では周囲との交流がなく「寂しかった」。その後、圭司さんが神戸に転勤することになった。猛勉強の末、日本語を話せるようになったが、「容姿で日本語は無理と判断されがち。神戸ではいろいろな所に足を運び、積極的に自分から声をかけよう」と決めた。
 同センターとの縁は2年前。「飛び込み」で研修を申し込んできたポリアーナさんを、センター長の潮崎孝代さんは「印象がよかった」と快く受け入れた。2カ月間の研修後、神戸国際観光コンベンション協会の職員となった。
 窓口では今も「外国の人は話し掛けにくい」という声もあるが、多くが詳細な案内と丁寧な接客に感心するという。潮崎さんも「アイデンティティーを保ちながら、謙虚さや勤勉さも備えている。来てもらってよかった」と話す。
 最近では、長男(7つ)の小学校PTAが主催するママさんバレーにも入会した。「ここは一生住み続けたい街。日本語や街のことをもっと勉強し、大好きな神戸の役に立ちたい」と話す。

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