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援協SUS病院=SMアルカンジョ市と合意書締結=定礎式は23日に

ニッケイ新聞 2011年9月7日付け

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)の8月定例役員会が先月25日、リベルダーデ区援協本部の会議室であり、SUS(統一保険システム)を専門に受け付ける病院の建設予定地となっているサンミゲル・アルカンジョ市と、病院建設に関する基本合意書を締結したことが毛利連副会長によって明らかにされた。
 建設用地の約1万3300平米の土地はすでに購入、9月29日に予定されていた定礎式は、23日に変更されたことが報告された。
 同病院建設は2期に分かれ、1期3年計画。1期目に入院施設を整えた病院を建設(40床)、内科、外科、小児科、産婦人科を扱い、受付の開始を目標とする。
 定礎式には、経費として約11万2千レを見積もる。評議員、理事、監査役らのほか25の日系団体代表や個人、SMアルカンジョ市の関係者約120人を招待する。
 援協の事業内容がブラジル社会で周知されていないことから広報も兼ね、一般から人気の高いマルセーロ・ロッシ神父を招いたミサを決定、来場者は約1万人を見込んでいる。

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