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日伯保育学園=第2校舎をオープン!=乳幼児対象、見学もOK

ニッケイ新聞 2011年9月9日付け

 1999年に開園した『日伯保育学園』(OEN、中原ケイコ園長)は、生後3カ月〜2歳の乳幼児に特化した第2校舎(Rua Berta, 97, Vila Mariana)を8月1日に開園、約60人の元気一杯の歓声が響いている。
 現在3〜10歳の約100人が学ぶ第1校舎(Rua Conde de Iraja, 225, Vila Mariana)のスペースが狭くなり、新たに設置した。
 「サンタクルス駅近くであることから、授乳や昼休憩に様子を見に来る親御さんも多いですよ」と話すケイコ園長。
 乳幼児教育ではサンパウロ市のさきがけで、家族で運営してきた『むつみ幼稚園』では、63年の開園当初から保育士として関わってきた。「当時の子供たちが今の親ですよ」と笑う。
 園児はほぼ日系だが、「しつけがいい」「落ち着いている」と入園を希望する非日系の父兄もいるとか。
 体育や音楽では、日本語でしっかり体や耳を慣れさせ、給食も日本食。
 ブラジル人の保育士には毎週土曜日、日本語のレッスンも受けさせ、園内には、日本語のあいさつが響く。2歳からは英会話を学ばせるトリリンガル教育も取り入れる。
 見学も受け付ける。詳しくはOEN(11・4324・4441/4324・4442)まで。

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