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東西南北

ニッケイ新聞 2011年10月1日付け

 ベネズエラのユーゴス・チャベス大統領は9月29日、「癌の治療に関連した腎不全で病院に搬送されていた」という米国メディアの報道を嘲笑した。「私は元気だ。今日最初のコーヒーを飲んでいる」と国営テレビの電話に答えており、「私のことを好まない不幸な人々が、病気でいてほしいと思っているだけだ」と話した。しかし、大統領の容態を知るのは、彼自身と数人の担当医だけであることから、「何かを隠しているのではないか」との声が日に日に高まっているのも確かなようだ。
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 29日、ゴイアニア市のアパートで火事が発生、火から逃れるため32歳と24歳のカップルが12階から飛び降り、男性は即死、女性は重体で病院へと運ばれた。アパートに残った50歳と55歳の夫婦も全身85%に火傷を負い重体で病院へ。火に囲まれて行き場がなくなる中、飛ぶべきか、残るべきか。ハムレットでなくとも、考えただけで血の気が引くような選択肢か。
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 ガス爆発の危険があると市役所が閉鎖命令を出していたサンパウロ市北部ショッピングセンター・ノルチに対し、29日夜、裁判所が仮処分命令を出し、当面営業が続けられることになった。仮処分命令を出した判事は「市の判断は注意深すぎ、過剰反応」と理由を説明している。市が閉鎖判断をしたのは、州環境局の改善警告が理由だった。でも州は閉鎖命令を出しておらず、罰金を科して着々と漁夫の利を得ている?

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