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東西南北

 昨年8月、聖市西部で巡回中に強盗に遭遇し、頭にライフルの銃弾を受けた女性軍警のアドリアーナ・ダ・シウヴァ・アンドラーデさん(30)は驚くべき回復を示し、8カ月後の今、リハビリに励んでいる。「みんな私が死んだと思い込み、どんなに良くても寝たきりは避けられないと思っていた。でもこうして回復してきたから、職務復帰したい」と語る。アンドラーデさんは約1カ月間の入院を余儀なくされた。右脚は歩けるまでになったが、右手の回復が遅れており、左手で書く練習をしていると言う。「あの日の事も、軍警になった事も後悔なんかしていない」と気丈に笑顔を見せた。
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 聖市警は28日、保険金を騙し取ろうとして、車の盗難届けを出し、車を焼き払った22歳の法学部学生を逮捕した。詐欺は、修理工でもあった学生が盗難防止のための発信装置が設置された座席を取り外し、作業場に保管していたためにばれた。この学生は12日、仕事場の前に停めておいた車を盗まれたと被害届を出していたが、発信装置は動いており、作業場にたどりついた市警が無傷の座席を発見した。逮捕劇は保険金を受け取る1日前のことだった。
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 ようやく秋らしくなり、デング熱、ジカ熱の感染拡大を引き起こす蚊の発生もピークを過ぎたが、サンパウロ総合大学研究員のマルガレッテ・カプッロ氏らは蚊との戦いに終わりはないと警鐘を鳴らす。同氏らは植木鉢の下皿に砂を敷く簡単な方法から、遺伝子操作した蚊を放って有害な蚊を駆逐するといった方法まで駆使して、蚊を退治しなくてはと語った。

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