ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2011年10月15日付け

 世界のウチナーンチュは前回まで4千人収容の大ホールで行われていたが、それでも入りきれないとの苦情が多かったことから、今回は野球場を会場とする初の試みに挑戦した。2万人も収容できる代わりに雨が降ったら大変なことに…。半分賭けで臨んだが、直前までは大雨が降り、参加者一行は暗い気持ちになっていた。ところが直前に止んで曇り空、式典が終わる直前からまた降り始めた。これは天の祝福?
     ◎ 
 日系5団体の東日本大震災被災者に対する義捐金キャンペーンの目処がついたようだ(本面詳報)。今月末に東京である海外日系人大会でブラジルからの送金状況を報告するため、文協はパンフレットも作成。それはいいのだが、本紙が時間と手間をかけて取材・報道した1160万レアル(約5億9千万円)という調査結果を「一部の邦字紙報道によれば」と記載していることにカチン。2紙しかない邦字紙、はっきりとニュースソースを書くべきなのでは?
     ◎
 老若男女に関わらず、スポーツは心身の健康に欠かせない。日本総務省統計局の調査によると、スポーツに費やす時間が最も多い年齢層は何と60歳以上の高齢者。週平均2・5〜3時間、体を動かし、それも年々増加傾向と頼もしい状況だ。先日、ブラジルのスポーツ人口はきわめて低いとの報道があったが、コロニアにそれはあてはまらない。ラジオ体操、ゲートボールにマレットゴルフと元気元気。パソコンの前に座っているコラム子よりも百倍健康かも…。

image_print