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「伯音楽の夕べ」に85人=東京在住ウィリーさんが主催

ニッケイ新聞 2012年1月10日付け

 東京西荻窪でブラジル情報発信スペース「アパレシーダ」を経営する、ブラジル音楽専門家の日本人男性、ウィリー・ウォーパー(Wilie Whopper)さんの主催で6日夜、『ブラジル音楽の夕べ+シュラスコ会』が聖市リベルダーデ区のルーテル教会で開かれた。
 ウィリーさんは昨年9月、日本でブラジルの知名度向上や文化交流の発展に貢献した個人・団体に贈られる「BRAZILIAN INTERNATIONAL PRESS AWARD 2011 Japan」を受賞し、毎年ブラジル音楽ゆかりの地や起源を訪ねるツアーを主催する。
 今回は12月28日から7日まで滞在し、日本から5人の参加者が訪れた。
 当日は開始時間の午後7時前から多くの人で賑わい、聖市在住の日本人を中心に85人が参加、振舞われたシュハスコやビールを楽しみながらボサノバなどブラジル音楽に酔いしれた。
 25年間日本に住むサンパウロ出身のボサノバ、MPB歌手、ヴィルマ・デ・オリベイラさん(63)が、ギターのアルトゥール・ヴィッタさん(21)を伴って登場。「コンバンワ」と片言の日本語で挨拶し、「私は半分日本人、半分ブラジル人です」と話して会場を沸かせた。
 バーデン・パウエル作曲の『ビリンバウ』やジョアン・ジルベルト作曲の『Samba de Uma Nota So』、エリス・レジ—ナが歌った『Vou deitar e rolar』など、ボサノバを中心とした有名ブラジル音楽を、軽やかな歌声で披露。ヴィルマさんが歌い始めると、訪れた人々は手拍子や指を鳴らしながら体を揺らした。ギターのアルトゥールさんもソロで歌い、見事なスキャットを聴かせた。
 後半はブラジル風の自由なセッションに、ボサノバ・ギターを教える人などブラジル音楽を嗜む人が飛び入りで次々と参加。音楽が終わってからも夜10時半頃まで、訪れた人は交流を楽しんだ。
 ウィリーさんが主催したツアーに参加し、カバキーニョでセッションに参加していた高屋敷康子さん(45、東京)は、今回が初来伯。カバキーニョは4年前から始めたという。「収穫が多い旅だった。ポルトガル語も勉強して、これからもブラジルと仲良くしたい」と笑顔を見せた。

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