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東西南北

ニッケイ新聞 2012年1月19日付け

 14日付フォーリャ紙に南伯に雨が降り干ばつ緩和とあって喜んでいたら、恩恵は限定的で、南大河州の非常事態宣言市は291に増えたと17日付G1サイト。申請書提出も17市という中、州政府はこれらの市に食料セットや水、水運送用燃料の購入、井戸復旧作業などに4万5300レアル、貯水タンクや浄水装置などの設置に6600レアルの支給を決めたが、焼け石に水? ミナスの非常事態宣言市は18日現在179で、水害地では破傷風とジフテリアの予防接種実施中。
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 エスピリトサント州ヴィトリア市とその周辺ではバス代値上げへの抗議行動が続き、11日に起きたバス放火犯の1人が17日に捕まった。8日からの料金はヴィトリア市内が2・2レアルから2・35レアル、近郊の町との間は2・3レアルから2・45レアル。学生参加の抗議行動は珍しくないが、公共物破壊はやはり行き過ぎでは。
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 「4つ子を妊娠中」と主張するタウバテの大きなお腹の女性が話題を呼んでいる。TVヘコルジは「実は妊娠していない」と病院の診断書をもとに反論、さらには「夫はパイプカットをしている」「妊娠中の超音波写真を他人のブログから盗用した」などの疑惑証言もあり、遂には市警が法医学研究所での検査を言い渡すほどの騒ぎに。妊娠ではないなら、その正体も気になるところだ。

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