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ニッケイ新聞 2012年2月10日付け

 CETでのトラック通行規制に関する会合。規制に抗議の声を挙げたのはもともと農産物の関係者だが、CETの呼びかけで、リサイクル業者などあらゆる職種の運送業者が集まり、「自分たちは仕事をしたいだけだ」などと口々に訴えた。ある業者はカサビ市長に直談判しようと面会を申しれたが受け入れられず、ミナス州選出の連邦議員に陳情し、面会したそう。サンパウロ市長に会うのに、ミナス州の政治家に依頼しないと会えないとは…。何ともおかしな話。
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 ブラジル珠算連盟の講習会では、そろばんを使った掛け算・割り算の基本的な計算から、読上げ暗算、フラッシュ暗算なども行う。フラッシュ暗算とはモニターに一瞬だけ映る数字を暗算で足していくというもので、速い人だと3桁の数字を1・6秒のうちに15個映しても即答できるのだとか。斉藤会長は「訓練でできるようになりますよ」と涼しい顔。
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 ブラジルの調査機関センサスの調査によれば、ブラジルの認知度は世界で94%と雑誌「VEJA」で読んだ。「ブラジルの名前すら聞いたことがない」という人が世界に6%もいるということ。「まあ就学率の低い国や情報統制されている国も…」と納得していると、アメリカに限定していえば、その数値が9%。「かつて戦争した日本が中国の一部だと思っているアメリカ人は結構多い」との調査を半信半疑で聞いたことがあるが、それが本当なら、9%はよく知られてる方!?

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