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コロニア・ピニャール=入植50周年式典を8月に=西川福井県知事も来伯

ニッケイ新聞 2012年2月15日付け

 〃福井村〃として知られるサンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市のコロニア・ピニャール移住地が今年で入植50年目を迎えるにあたり、ピニャール文化体育協会(西川修治会長、約50家族)は『入植50周年記念式典』を8月5日、同地文協会館で開催する。
 JICAの前身である移住振興会社の直轄移住地として開発された同地。62年12月に福井県から3家族14人が第一陣として入植したことから歴史が始まった。
 先没者法要後、記念式典に移り、功労者並びに高齢者表彰をおこなう。また50周年を記念し、体育館が会館の隣に建設が進められており、式典後に落成式が挙行される。体育館内で昼食会後、記念演芸会を行う。
 日本からは西川一誠福井県知事と田中敏幸同県会議長、福井県日伯友好協会会長らが出席する。
 また、現在移住地に住む会員家族の写真などを載せた記念誌の作成を進めており、式典当日に配布される。日ポ両語で500部を印刷する。
 案内のため来社した徳久俊行副会長、山下治祭典実行委員長は「今年は市内の学校も複数新設、改装されるなど全体で盛り上がりを見せる。縁のある人に多く訪れてほしい」と出席を呼びかけている。

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