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東西南北

ニッケイ新聞 2012年3月17日付け

 英国「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」の世界大学評判ランキングで、サンパウロ総合大学(USP)が61〜70位に。昨年出た総合評価は178位だったが、評判ランキングはラ米唯一の70傑入り。米国のハーバードとマサチューセッツ工科大学が1、2位で3位は英国ケンブリッジ。日本勢は東大8位に京大20位。USPの場合、世界1万7554の高等教育機関関係者や137カ国の研究者による教育研究面の評判を元にしたランキングと総合評価の差が大きいのは何故?
     ◎
 サンパウロ市の歩行者保護キャンペーンは、横断歩道の上に電光表示板を設置など、様々な取り組みが行われている。ジャバクアラ大通りでは、横断歩道を100メートル置きに設置したりして、撥ねられたり死亡したりする歩行者が半減。高齢者も渡りやすくするには、信号の時間の調整も必要だ。
     ◎
 2010年の統一選でセーラ氏の副大統領候補だったインジオ・ダ・コスタ氏が、同年の選挙の際、ツイッターでセーラ氏への投票を呼びかけて罰金刑に。統一選では7月5日まではテレビやラジオでの選挙活動は禁止されていたが、7月4日にツイッターで投票を呼びかけたインジオ氏は15日の高等選挙裁判所で5千レアルの支払いを命じられた。限られた字数のメディアでも影響力の大きな時代になったか。

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