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CIATE新理事に大嶽氏=「弁護士経験生かしたい」

ニッケイ新聞 2012年5月3日付け

 国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)の新専務理事に、浅野嘉之氏の後任として大嶽達哉氏(43、愛知)が今月から就任し、挨拶のため二宮理事長とともに来社した。17日に行われた定期総会の役員改選で承認を受け、任期は2年の予定。
 大嶽氏は07年から名古屋市を中心に弁護士として活動しており、在日ブラジル人の案件を扱ってきたほか、伯国進出を考える企業の相談なども受けてきたという。
 また、来伯前は在日外国人の生活問題調査チームの代表として豊田市の保見団地を訪れていたため、デカセギの事情にも通じている。
 ブラジル音楽やコーヒーに興味があり、過去10年で5回来伯した。「来るたびに、ブラジルの人々と社会に魅せられてきた」
 東京大学法学部で二宮理事長のブラジル法の授業を履修した縁で氏から紹介を受けた。大嶽氏は「日本でブラジルの法律を知っている弁護士はほぼ皆無。それを学びたいし、ブラジルの社会がどういうものかも見たい」と意欲を見せる。
 就任にあたり「CIATEは就労支援と相談業務が二本柱。リーマンショック以降の厳しい現況だが日本での就労を支援し、日本の弁護士という強みを生かして、法律面でのサービスを中心に充実した対応をしたい」と抱負を語った。
 二宮理事長は、「これまで専務理事は退職した人がほとんどだったが、現職の弁護士は初めて。気力のある若い人に来てもらいたいと思った」と期待を寄せた。

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