ニッケイ新聞 2012年5月16日付け
琉球民謡保存会ブラジル支部(米須正会長)は『第18回民謡大会』を20日午後2時から、沖縄県人会大サロン(Rua Tomas de Lima, 72, Liberdade)で開催する。入場無料。
カンピーナス、バストス、バウルーなどサンパウロ州を中心に15教室から70人が出場、年齢別に高齢者(65歳以上)と一般、更にグランプリ、新人、優秀、最優秀の4部門に分かれて競う。
グランプリの部の勝者二人は、沖縄で開かれる『民謡の祭典』(8月26日)にブラジル代表として出場する。
かぎやで風節で幕開け、琉舞や4〜7歳の子供らによる民謡などの余興がある。協和婦人会の沖縄ソバも販売される。
案内のため来社した米須会長、城間伸明実行委員長、崎間相談役は「ご近所お誘い合わせの上、お越しください」と呼びかけている。
問い合わせは米須会長(11・9307・7987)まで。
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同県人会の崎間達雄相談役は「この大会はブラジルと沖縄の交流を深め、支部を活性化させる上で最も大切な行事。沖縄で学んだ最新の民謡という財産をもたらしてくれる」と強調した。