ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年5月18日付け

 グルッポ・サンセイが、本場札幌のYOSAKOIソーラン祭りに出場する。当地の大会で6度の総合優勝をおさめた強豪だが、ブラジルYOSAKOIソーラン協会の飯島秀昭顧問は「ファイナル(決勝)まで残ることはまずないだろう」と現地のレベルの高さをほのめかす。しかし渡航・滞在費用で軽く700万以上はかかるブラジルからの出場とあり、ファイナルに特別ゲストとして出演することがほぼ決まっているという。同じ舞台に立って戦いたいと願い、日々練習に励む同グループ。ゲスト扱いを卒業した時、彼らの本当の戦いが始まる。
     ◎
 8月18日に「在伯50周年記念コンサート」を開く北川朗久氏は、50年前に共に来伯した「あふりか丸」(1962年8月サントス着)の同船者を招待したいと話している。同船者会の開催も希望しており、「是非連絡をしてほしい」と呼びかけている。連絡は北川氏(Eメール=a.kitagawa@yahoo.com.br)。
     ◎
 岩手県人会によるわんこそば祭りでは、県連の伊東信比古事務員も応援に駆けつけ、「そばかっけ」の試食会を開く。そばかっけとは、そば粉を薄く練り延ばし、三角に切って煮たワンタン状のもので「昆布と野菜の出汁で煮て、にんにく味噌で食べると美味しい」と伊東さん。そば粉を熱湯で練り餅状にした「そばがき」とは別物で、「食べたことのない人に紹介したい」と張り切っている。

image_print