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東西南北

ニッケイ新聞 2012年6月7日付け

 6日のサンパウロ市の交通状況は雨の影響もあり、13時の時点で計73キロの渋滞。その中で最も長いのはラジアル・レステでグアダラジャラ高架橋からヴァンデンコルク通りまで3・2キロの列が出来た。また、マルジナル・ド・チエテでは10時30分頃に追突事故があり、5車線中2車線が通行止めに。水溜りができているところも多いという。雨が予想される祝日の今日、出かける方はくれぐれも安全運転を。
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 サンパウロ市市長選に労働者党(PT)から出馬予定のフェルナンド・ハダジ候補が、連邦大学で行われているストは「カルドーゾ大統領からの負の遺産だ」と切り捨てた。PTの先輩であるマルタ元市長の支持を受けられないなど苦しい展開のハダジ氏が、ジョゼ・セーラ氏の民主社会党(PSDB)の親玉を挑発した。なお、ハダジ氏は、「サンパウロ市では学校制服すら行き届いてない」とカサビ市長も批判している。
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 環境省が6日発表の調査結果によると、「〃Rio+20〃を知っているか」の問いに「はい」と答えた人の割合は22%だったという。この数字をイザベラ・テイシェイラ環境相は「悪くない」と語った。20年前、「リオ92」を事前に知っていた人はわずか3%。また同調査で「環境問題を危惧している」と答えた人は13%で6年前から倍増。ゆっくり浸透といったところか。

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