ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は10日、外出自粛令を7月30日まで延長した。だが、今週からのサンパウロ市にくわえて、13日からオザスコ、バルエリ、モジ・ダス・クルーゼス、グアルーリョスで「レベル3」に緩和され、バールやレストラン、美容院の再開が可能になるなど、規制はむしろ緩くなっている。州内で最悪の「レベル1」はフランカ、リベイロン・プレット、アラサトゥーバにとどまっており、緩和レベルを厳格化されたところは今のところない。死者、感染者の折れ線、棒線グラフで見ても、サンパウロ州は6月下旬をピークに高止まり、もしくは微減傾向が見られている。規制緩和の措置後も、ぶりかえすことなく減り続けてほしいものだ。
      ◎
 サンパウロ市市議会が、路上のタバコ投げ捨てに関して500レアルの罰金を課す法案を審議中。すでに1回目の投票では承認され、決まりそうな様相だ。発案者のリナウジ・ディジリオ市議によると、「たばこについた唾液からでもコロナウイルスの原因になりうる」として、これが少なくなることで感染リスクを減らすことを訴えている。なお、同市議はボルソナロ大統領の前党社会自由党の議員。公衆の前でもマスク着用を拒否した大統領とは対照的だ。
     ◎
 9日、サンパウロ市とブラガンサ・パウリスタで2人の企業家が資金洗浄の容疑で逮捕された。この容疑者は、政治運動団体「ブラジル自由運動(MBL)」と強いつながりがあるという。MBLといえばラヴァ・ジャット運動を市民レベルで盛り上げた立役者のはずなのだが、その関係者が汚職で逮捕というのはなんとも皮肉だ。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2020年10月16日 東西南北  サンパウロ市の市長候補で、現時点の世論調査で支持率トップのセルソ・ルソマノ氏が、13日に開かれたサンパウロ州商業協会の会合で、「クラコランジア(麻薬常習者の密集地区)の路上生活者は入浴しないからコロナに対する抵抗力がより強い」と発言し、物議を醸した。入浴とコロナへの抵抗力との […]
  • 東西南北2020年10月14日 東西南北  12日の「子供の日」直前の10日、新型コロナの感染拡大で3月21日から営業を停止していたサンパウロ大都市圏の伝統的な遊園地シダーデ・ダス・クリアンサスが営業を再開した。サンパウロ大都市圏と他の5地区は外出規制が第5段階中の4番目の「緑」になり、文化施設などの営業再開が可能とな […]
  • 特別寄稿=激戦となったサンパウロ市議会選挙=55議席に候補者2千人=サンパウロ市在住  駒形 秀雄2020年10月14日 特別寄稿=激戦となったサンパウロ市議会選挙=55議席に候補者2千人=サンパウロ市在住  駒形 秀雄  11月15日投開票でブラジル各市町村の首長と議会(議員)の選挙が行われます。  4年に1度の今回の選挙は、新型コロナウィルスのパンデミック下での選挙なので、集会などの選挙運動は行われず、従来と相当異なった選挙結果が出ると思われます。  私共に身近なサンパウロ市議会 […]
  • サンパウロ市市長選=今後の鍵握る選挙放送開始=持ち時間豊富なコーヴァス=ルッソマノは逃げ切り狙い=ネットで巻き返すかボウロス2020年10月10日 サンパウロ市市長選=今後の鍵握る選挙放送開始=持ち時間豊富なコーヴァス=ルッソマノは逃げ切り狙い=ネットで巻き返すかボウロス  9日、全国で市長選の選挙放送が始まった。投票日の3日前まで毎日テレビとラジオで放送される、投票者への影響力が強い放送の開始で、選挙戦がどう変わっていくかが注目されている。9日付現地紙が報じている。  選挙放送は、9日から11月12日まで続けられる。放送が行われるのは […]
  • 《サンパウロ市市長選》テレビ討論会相次ぎ中止に=ルッソマノ候補に有利な展開に2020年10月8日 《サンパウロ市市長選》テレビ討論会相次ぎ中止に=ルッソマノ候補に有利な展開に  サンパウロ市市長選に伴う恒例のテレビ候補者討論会が続々にキャンセルされており、支持率1位のセルソ・ルッソマノ候補(共和者・RP)以外の候補者を苛立たせていると、7日付現地紙が報じている。  討論会のキャンセルは、9月28日にSBT局がコロナ禍を理由にキャンセルと発表 […]