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ニッケイ新聞 2012年8月1日付け

 宮城県人会で3日に開かれる『サンパウロ仙台七夕祭り 文芸コンクール』の入賞者発表会だが、同県人会の中沢宏一会長によれば、応募者の連絡先を必須記入事項としていなかったため、入賞者に直接発表会についてのお知らせが出来ないのだとか。つまり本日の記事を見逃した入賞者は、自分が賞をとったことも会があることもわからないということだ。募集を計画する段階で当然気が付くことだと思うのだが…。
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 先月26日付7面の「若者ウチナーンチュが集結!」記事中紹介した、カンポ・グランデ在住の比嘉敏夫さん。「かつてブラジルに住む沖縄県人と沖縄県をつなぐ民間親善大使を務めていた」と記載したが、ご本人から「現在も民間大使」との指摘があった。1990年8月、第1回世界のウチナーンチュ大会の開催を機に県が「ウチナー民間大使制度」を創設し、496人を認証。2004年度から定員や任期を廃止し、主に海外で活躍し、沖縄との交流の架け橋となりうる人を随時認証するという新たな制度に移行している。ちなみに、沖縄県のHPによれば沖縄県人会の与那嶺真次会長や島袋安雄副会長も民間大使だ。

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