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リベイラ沿岸地方を訪問=鹿児島大の学生ら14人

ニッケイ新聞 2012年9月21日付け

 発展著しいブラジル経済の状況を把握し、日系人の歴史を知ることを目的に30、31の両日、国立鹿児島大学から加藤泰久教授と酒井佑輔講師の引率で、男子生徒5人、女子生徒9人のグループがミラカツ、セッテ・バラス、レジストロを訪れた。
 同大は昨年サン・カルロス連邦大学と姉妹校の提携を結んだ。現在、学生約1万人、大学院生2千人が学ぶ。
 8月25日に着伯した一行は、サンパウロでCEASA(サンパウロ州食料配給センター)とブラジル日本移民史料館を訪れ、続いて鹿児島県人会の歓迎会に出席した。イツー市ではSESI(社会・工業サービス)を見学した。
 女子学生の西村さんは、「ブラジルの都市は緑が多く綺麗。ブラジル人は心が温かくて親切で、好感がもてました。ホームステイでお世話になった家族が日本の文化に興味に持っている事を知り、とても嬉しかったです」と語っていた。
 一行はレジストロに一泊し、ミラカツで江尻龍之介さんのピラルクの養殖を見学、サントスを経てサンパウロに向かった。9月1日にイグアスの滝を見物、2日に日本へ向け飛び立った。(金子国栄さん通信)

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