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東西南北

ニッケイ新聞 2012年10月20日付け

 19日から第36回サンパウロ国際映画祭がはじまった。昨年、主催者でブラジル屈指の映画評論家だったレオン・カッコフ氏がこの世を去ったことと、リオ国際映画祭の著しい台頭もあり不安視もされたが、カッコス氏未亡人のレナータ・デ・アルメイダさん指揮による新生モストラは、今年も強いこだわりで選び抜かれた380本の映画と共に11月2日まで開催。
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 カタールのドーハで行われていた世界バレーボール・クラブ選手権女子の部の決勝は現地時間の19日に行われ、サンパウロ州のオザスコ・バレーボール・クラブがアゼルバイジャンのラビタ・バクーをセットカウント3—0で敗り初優勝を果した。一昨年は準優勝、昨年は3位だった同チームにとって悲願の初制覇だった。オザスコにはジャケリーネ、タイース、シェイラ、フェルナンダ・ガライといった、ロンドン五輪の優勝メンバーがズラリと並んでいる。
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 21日0時より夏時間が始まり、時計の針を1時間進めることになるため、サンパウロ市では、地下鉄やパウリスタ都電公社(CPTM)、サンパウロ都市圏運輸公社(EMTU)が、21日未明の列車やバスを現行の1時(夏時間の2時)まで運行する特別処置をとる。始発はCPTM4時、地下鉄4時40分といつも通りなので、交通機関勤務者や21日も働く人には大変な1日となる。

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