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東西南北

ニッケイ新聞 2012年10月30日付け

 夕方から夜にかけて雷を伴う激しい雨に見舞われた28日のサンパウロ市だが、交通技術公社(CET)によると、この大雨の影響が残った29日朝は、信号機が70機近く故障していたことや路上に倒れた木が18本もあったせいなどで、11時現在の市内全域の交通渋滞は131kmに達した。以前から雨に弱いことが指摘されている信号機や洪水対策なども含め、新市長に選ばれたハダジ氏に状況の改善を望みたいところだ。
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 ブラジルの経済研究団体エコノマチカが発表した調査によると、この1年で100億米ドル以上の損失を計上した企業は米州全体で13、そのうちブラジルのものが4あることが判明した。最も損失が大きかったのは大富豪エイケ・バチスタ氏のOGXペトロレオの163億米ドルで、以下、ヴァーレ、イタウ銀行、ペトロブラスだったが、他の企業は15%以内の落ち幅だったのに対し、OGXは69・5%という大幅ダウンとなっていた。
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 国際サッカー連盟が選ぶ世界一の選手「FIFAバロンドール」の候補23人が発表され、ブラジルからは唯一ネイマールが選出された。中間発表時点での選出は2年連続で、欧州リーグ未経験者では唯一のエントリーとなった。来年は英リーグのチェルシーで活躍中のオスカールなど、伸び盛りのブラジル人選手の名がもう少しほしいところ。

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