ニッケイ新聞 2012年11月10日付け
花柳流名取の佐藤浩香さんが立ち上げた舞踊グループ「優美」が、近年活動が活発化してきたことから、生徒と共に会の紹介のため本紙を訪れた。
佐藤さんは1986年から花柳流の寿美富代さんに師事し、94年に名取に。2010年に独立し、自身の息子や甥を集めて花柳流を基にした新舞踊グループ「優美」と、太鼓グループ「喜楽」を結成した。喜楽では、息子の勇人さんが指導を行う。
徐々に10〜30代の若い日系人が入会し、現在優美には14人、喜楽には9人が所属する。水〜金は個人指導(時間予約制)、土曜は団体舞踊指導で、それぞれ学校や仕事と両立しながら週2回の稽古に励む。
11日は山形民謡コンクールに出演、1月20日には末の弟、響ファミリーの一馬さんを招聘し、初めてのショーも実施予定。
「今は、生まれて初めて踊る個人舞踊に向けて準備中。個性豊かな生徒一人ひとりに合わせ、選曲と振り付けをしています。皆若くて覚えるのが早い」と充実した練習ぶりを伺わせた。
教室の住所はRua Jose Ferreira da Rocha, 51, Liberdade、関心のある方は佐藤さん(11・98587・4600)まで。