ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

ニッケイ新聞 2012年11月22日付け

 ジルベルト・カウヴァーリョ内閣府総務室長(PT)は20日、「大聖市圏ではガザより人が死んでいる」と発言し、これに対しジェラルド・アルキミン聖州知事は「不謹慎で嘆かわしい発言だ」と不満を表明した。中東パレスチナのガザ地区では空爆が繰り返され、21日までにパレスチナ人だけで約140人が死亡。この人数と肩を並べるのに、今の聖州では何日かかる?
     ◎
 20日午前8時30分頃、聖市中央部ヴィラ・ブアルキに高さ18メートルの巨大気球が落下した。エルヴィス・プレスリーやダイアナ元王妃、マイケル・ジャクソンなど世界的有名人が数多く描かれたこの気球は大聖市圏のエンブー・ダス・アルテスから飛んで来たものだという。気球の落下によるけが人や逮捕者は出なかった。見た目も華やかで休日の気分を盛り上げる演出にも見えるが、消防署によると、気球絡みの火事は1年で74件も起きている。
     ◎
 「黒人の日」の20日、聖市南部イビラプエラ公園ではこの日にちなんだコンサートが日中から夜8時まで行なわれ、延べ3万人の動員を記録した。観客は若者が大半で、ヒップホップ歌手のエミシダなどのショーに熱狂した。エミシダは、集まった若者に聖州で頻発する殺人事件や黒人に対する人種偏見の問題などについて真摯に語り、意識の喚起を促がした。

image_print

こちらの記事もどうぞ