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730選手が熱戦繰り広げ=第63回全伯日系卓球大会=感動を呼んだSP級決勝=レジストロ百周年も記念

ニッケイ新聞 2013年1月25日付け

 今月18日から20日の3日間、聖州レジストロ市のマリオ・コヴァス市立体育館で第63回全伯日系卓球大会が開催され、730人の選手が参加して熱戦が繰り広げられた。聖南西を中心に聖州各地はもちろん、ブラジリア、ミナス、南大河、リオ、パラナ、南麻、麻の他18チームが参加した。レジストロ、イグアッペ、セッテ・バラス日本移民入植百周年を記念して当地で行われた。

 圧巻だったのはエスペシアル級の決勝だった。エリック・ジョイチ選手(セントラル)は簡単に2セットを奪ったが、対戦者の山本秀雄選手(セントラル)も奮闘、3セットと対3セットの対に持ち込んだ。二人ともブラジル選抜の選手だ。他の階級の試合はすべて終わり観衆全員が二人の熱戦に釘付けになった。
 およそ1時間に及ぶ熱戦はエリック選手の勝利に終わり、万雷の拍手の祝福を受けた。団体戦の男子優勝は、カピタル(サンパウロ)、女子優勝はセントラルだった。 大会実行に当たって同地百周年祭典委員会、聖南西文化体育連盟、レジストロ文協、同市役所、同ベースボール・クラブが一丸となって働き成功裏に終わった。聖南西の各文協は3日間の食事に使用した、野菜、果物、ソバ、醤油等殆ど100%を寄付した。
 開会式にはジウソン・ファンチン=レジストロ市長、アラオール・アゼヴェド=ブラジル卓球連盟会長、白井ファビオ大会実行委員長、サムエル・モレイラ州議会議員、山村敏明聖南西文化体育連盟会長、金子国栄レジストロ文協会長、ロジェリオ・ハンポーニ=レジストロ・ベースボール・クラブ会長等が出席、あいさつを述べた。
 往年のブラジル代表の名選手ビリーバさん(ウビラシ・ダ・コスタ)と高達笑子さん(ヴァルゼン・グランデ出身)の二人が表彰された。また最年少の5歳の女子選手と6歳の男子選手、最高齢者の81歳の女子選手と88歳の男子選手に記念品が贈呈された。
 19日の夜は同ベースボール・クラブの体育館で親睦夕食会が催され、会場は満員の盛況だった。開会式に参加した来賓以外に安部順二連邦議員、小川彰夫サンパウロ市リベルダーデ区治安委員会会長も隣席した。レジストロ文協の民謡大和会、涼風太鼓も芸を披露し、各地区の代表者が参加して歌い、カラオケで賑わった。
 同全伯大会が行われた今までの63年間、人口10万人以下の町で行われたのは今回が初めて。ブラジリアの山田さんは「こんな小さな町なのにどの様にしてこんな大きな大会を立派にすることが出来たのですか」と驚いた様子だった。
 来年の第64回大会はサンパウロ州のオウリンニョスで開催される事に決定した。(金子国栄さん通信)

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