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聖州選抜カラオケ大会=知花レナトさんが優勝=カンピーナスで盛大に=5地区627人が熱唱

ニッケイ新聞 2013年3月7日

 カンピーナス日伯文化協会会館(安永博道会長)で22日から24日まで、UPK(パウリスタカラオケ連合、山尾俊雄会長)主催の『サンパウロ州選抜カラオケ大会』(パウリストン)が盛大に開催された。全聖州15地区から選ばれた地区代表627人による大会とあって、花田忠義実行委員長率いる委員らが寝食を忘れて準備に血を注ぎ、大盛況となった。

 普段おしとやかな日系御婦人も立ち上がって、大きな旗を一斉に振り回す声援ぶり。観客延べ1万2千人が、まるでサッカーのコリンチャンス応援団並みの声援を繰り広げた。歌手も声援に応えるべく力を発揮し、さながらNHK紅白歌合戦のようだった。余りの熱気に観客自身が大感激の様子。カンピーナスの文化団体は既に二世、三世が主役の団体だが、「こんな催しが出来るのはさすが」と褒め言葉が会場のあちこちで聞かれた。
 大会2日目正午から開会式があり、木多喜八郎会長文協会長はじめ、聖州全域から代表者が集まった。まず15地区代表が日本着で正装し、地区名プラカードを掲げ先導する中、チーム旗を代表が持って入場行進が行われ、喝采を受けた。
 まず恒例の日系先駆者に対する1分間の黙祷を捧げ、日伯両国国歌を全員起立で斉唱、次に「UPK」賛歌が演奏され、花田実行委員長から丁寧な挨拶が行われた。
 3日目最終日は、幼少年部門の決勝となり、我が子我が孫の晴れの舞台は聞き逃してはなる物かと、朝7時半には会場は早くも満員となった。普段は可愛いあどけない顔が、この時ばかりは大人顔負けの引き締まった表情をしていた。午後3時から幼少年の部の表彰式となり、喜々こもごものドラマが会場で繰り広げられていた。
 その後は今大会のハイライト、優勝経験者のプロ顔負けの本格歌唱に酔いしれ、大会成績発表の時間を迎えた。出場歌手が固唾を呑んで見守る中、大会実行委員が壇上で発表し、グランプリの知花レナトさん始め次々にトロフィが渡され、大会の幕が閉じた。
 島田正市審査委員長は本紙の取材に対し、「歌唱レベルが年々上がっている。ただ、優勝経験者や指導者、生徒が一緒に歌う制度を検討し直す必要がある」と述べた。
 各カテゴリアの1位入賞者は次の通り。
◎個人=【幼年】ナタリ・コマツ【ちびっこ】テディ・シゲヤマ【カピタル】レナト・チバナ【大聖市圏】サユリ・コハツ【インテリオル】リリアン・タンゴダ
◎団体戦=LESTE
(樋口四郎カンピーナス通信員)

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