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ニッケイ新聞 2013年3月13日

 グァタパラ移住地には治安部があり、かつてはコソ泥を追い払おうという雰囲気もあったとか。しかし、現在の強盗は集団で武装しており、麻薬組織と繋がっている可能性もあることから、報復などを恐れ、青年らも積極的に参加しないのだとか。茂木会長も「昔は車などでパトロールしたものだけど、顔を見られたら恐くてねえ…結局は自衛しかない」とため息。
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 在クリチバ日本国総領事館の内山美生総領事が昨月19日、ロンドリーナ市の姉妹都市、沖縄県名護市を訪問した。沖縄タイムスが報じた。内山総領事は「日本を知ってもらうには一般市民の交流が一番」と話し、同市長や県人会等から預かった招待状を稲嶺進市長に渡したとか。サッカー留学等で交流が盛んな両市。W杯を控え、さらなる交流活発化が期待できそう。
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 ミナス州ベロ・オリゾンテの「日本祭り」が今年もまた行われる。今週末15〜17日、会場は市内の展示場「エキスポミナス」だ。3日にわたり武道の実演、ヨサコイソーラン、三味太鼓などさまざまな演目があり、ワークショップも多数、日本食の店も出る。また、各種セミナーも開かれる。昨年の初開催時、日本文化も同地で市民権を得たような印象だったが、今年はそれがパワーアップするかも。詳しくはHP(www.festivaldojapaominas.com.br)で。

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