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小川派が〃融合〃を提案=4副会長枠を条件に

ニッケイ新聞 2013年3月15日

 会長選挙に出馬を表明している木多喜八郎会長に、〃小川派〃がある申し出をしていることがニッケイ新聞の取材で分かった。
 小川彰夫氏の右腕である山村敏明氏(聖南西連盟会長)をはじめとして、金子国栄(レジストロ文協会長)、宮原ジョルジ(安部順二下議補佐官)、菊地義治(援協会長)各氏が12日に文協に赴き、木多会長、栢野定雄、桂川富夫両副会長の3人と会合を持った。
 「一緒にやれないか」—。小川派が持ちかけたのは、7人の副会長枠の4人を、同派の面々に渡す「融合シャッパ」の申し入れだ。山村氏によれば、肝心の小川氏が出席しなかったのは、「顔をあわせないほうが、交渉をしやすいと思った」という配慮からだという。
 「体制派とか反対派とか、もういい。これ以上争ったって仕方がないから。いうなれば仲良くしよう派。百年祭のときは融合と言っていたが、ますます逆を行ってる」と話す。どうしてそのような考えに至ったのか—。先日公表された評議員選挙への立候補者数をその理由の一つに挙げる。
 「わずか78人。2年前の半分の数。これを見て安泰だとか、木多体制への安心感だとかいうけど、文協への関心が薄れていることの証拠。これではダメだと思った。今の体制派が10年も続いている。少し変えないとマンネリ化するでしょう。コロニア、文協のために一緒にやらないといけない」と話す。
 それでは、4人の副会長には、誰が入るのか。それを尋ねると、「未定」だという。「ただ一緒にやろうということだけは言った。有力者の賛同も得ている」と話す。
 「木多会長らは『まさか』と驚いていたみたいだった。検討しますという返事だった。今それを待っている状態」と説明した。
 会合に出席した桂川氏に融合の可能性について尋ねると、「今はなんともいえない。3人しかいなかったので、今週中に理事会で話し合う。来週中に返事をすることになると思う」と答えるに留めた。

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