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無農薬で環境にも配慮=聖市内に営農者435人

ニッケイ新聞 2013年4月23日

 南半球最大で、町のほぼ全域がアスファルトやコンクリートで固められた聖市に、435人の農業生産者がおり、内35人は化学肥料や農薬を使わずに野菜や果物を栽培していると21日付エスタード紙が報じた。
 「我々はパイオニアだが他の人達だってやれるはず」というのは、聖市の農家の72%が住む極南部でバナナ栽培をしている村上ジュンジ氏。パレリェイロスにあるシッチオでは、オーガニック認定証付バナナを月1500キロ生産している。
 「1本1本入念に世話してやるのが秘訣」というマリア・ジョゼ・クニカワ氏は、無農薬、天然肥料のマンジョッカやトウモロコシ、フェイジョン、ジャガイモを栽培。
 聖市の農家は家族農中心で、エンブ・グアス川の水源に近いセーラ・ド・マルで柿を作る越智イワオ氏ら、日系人の活躍が目を引く。「オーガニックは利点が大きい」という越智氏らは、市役所や農務省から実際的な指導を受けたという。

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