ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2013年5月11日

 「リンゴの里」で知られるサンジョアキン農協。ワインでも気を吐いているが、ディズニーのデザインをつけたリンゴジュースも売れ行き上々だとか。関係者に聞くと、蜜が入ったリンゴは日本では「当たり」だが、ブラジルでは三級品なのだという。蜜の部分が腐りやすく、遠距離輸送に耐えないというのがその理由。現在では蜜が入っているかどうかを機械で調べられるそうだから、リベルダーデの店や青葉祭りなどで日本人を対象に売ったら評判になること間違いなしなのだが。
     ◎
 聖市東部で一軒屋に住んでいる某読者の家には灰色のペンキが常時置いてあるという。というのも「強盗が仲間に知らせるために家の壁に書かれるサインを消すため」だとか。塀の上に鉄条網を張るほど警戒しているが、その腹いせか門の南京錠に絶縁テープがぐるぐる巻きにされる嫌がらせも。「帰宅時、それを取るためモタモタしてるところを襲う気だろうね」。10日朝もフェイラに買い物に行こうとするとまたもや同じ状態に。「ほんま疲れるわ」とため息。
     ◎
 家庭用ゲーム機やゲームソフトの開発、製造、販売等を行うソニー・コンピュータエンタテインメントは7日、ゲーム機「プレイステーション3」の生産を当地の事業所で開始したことを発表した。同社のプレスリリースによれば生産はアマゾナス州マナウス市で行い、希望小売価格を1090レアルに引き下げるそう。これまでの輸入販売では高い関税がかかるため、現地生産へ切り替えて値下げし、経済成長を背景に販売拡大を目指す考えだ。日本のゲーム人気にますます拍車がかかりそう。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 大耳小耳2017年5月20日 大耳小耳  柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)が213号を5月に発行した。《テーメルさん何とかしてよこの不況》(中山哲弥)と大統領に頼む作品を目にした日、皮肉なことにその本人が一番の苦境に立たされていた(詳細2面)。《冷蔵庫前にたたずみはて!なにを》(久保久子)を読んで、「私も、私も […]
  • 大耳小耳2019年10月15日 大耳小耳  伯国生活必携の書『楽々サンパウロ』の最新刊(19―20年版、コジロー出版、228ページ、110レアル)が発売された。聖市のフェイラ、レストラン、観光情報から、医療や住居など生活インフラに関するものまでに役立つ情報が満載。聖市の日系書店などで販売中。郵送での購入希望や問い合わせ […]
  • 大耳小耳2019年9月21日 大耳小耳  5月16日に来伯して伯国中を飛び回り、パラグアイでも歌声を披露している歌手中平マリコさんだが、10月6日に帰国する予定。1日に開催された「第5回さぁ~始めよう」はもちろん、県連日本祭り、アマゾン移住90周年記念行事への出演、日系福祉施設の巡回公演など精力的に飛び回り、そこで募 […]
  • 大耳小耳2019年9月18日 大耳小耳  俳誌『朝蔭』478号が8月に発行された。《母の日や誤字も嬉しき子の便り》(モジ=幸村みさを)には思わず共感。日本語で書こうとしてくれた子の気持ちだけでも嬉しい。《蘭園や花の浄土もかくあらん》(モジ=佐々木君代)という作品からは、馥郁たる匂いまで漂ってきそう。《英語多き母国誌に […]
  • 大耳小耳2019年8月20日 大耳小耳  日伯協会(三野哲治理事長)=兵庫県神戸市所在=会報『ブラジル』984号(7月発行)を見ていたら、駐日ブラジル全権大使のエドゥアルド・パエス・サボイア氏の着任挨拶がでていた。来年は東京五輪の年であるのと同時に、在日ブラジル人にとっては「コミュニティ30周年」の記念の年だとか。1 […]