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ニッケイ新聞 2013年5月14日

 藤間流日本舞踊学校の藤間芳之丞校長によれば、定着する生徒は少ないが、関心を持つ非日系人は多い。日本でも、文化庁後援による「外国人日本舞踊大会」が開催されたり、外国人客が多いレストランでショーを行う舞踊集団が現れたりと、世界からの注目が高まりつつあるようだ。当地でも日本食ブームの勢いを利用して、もっとコロニア外に広められないものか。
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 エスペランサ慈善バザーの名物の一つ「みつ豆」を会場で探し回ったが見つからず、会員に尋ねると「担当者がお年をとられて…今年はない」とのこと。過去記事を探してみると、09年に同婦人部が60周年を祝った時、「みつ豆を40年間担当してきた鈴木美智子さん(97)」とあった。4年前にそのお年では無理もない。ぜひ個人でなく〃婦人会〃の味として貴重なレシピを引き継いでいでほしいもの。
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 8県人会の青年部主導による「九州ブロック運動会」。長崎県人会の川添博会長は「こちらが色々口を出すと彼らも面白くない。多少の失敗があってもいいからまるっきり任せている」と言う。そんな青年らは意欲十分、お揃いのTシャツで運動会に臨むとか。また、9月は青年だけの初親睦旅行も企画中という。「私も気持ちの若さは負けてない」という川添会長も、若者の活動活発化に嬉しそう。

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