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東西南北

ニッケイ新聞 2013年5月16日

 ジウマ大統領は14日、その日に任期満了となるはずだった真相究明委員会の活動を2014年末まで延長することを明らかにした。10日に陸軍秘密警察のウストラ元司令官に「テロリスト」呼ばわりされたジウマ大統領だが、その発言からもかなり刺激を受け、「復讐というのではなく、この国が次の段階へ行くのに重要なこと」と同委員会の活動継続の意義を語っている。
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 14日、聖市西部ラッパのクレーリア通りにある歯科医に2人組の男性が侵入し、歯科医と2人の助手を人質にして立てこもった。犯人の1人は歯科医の頭に拳銃をつきつけて脅迫したが、包囲した30人ほどの軍警の説得により、40分後に降伏した。2人は14日の午前中に同医院を訪れて予約を入れ、その予約時間に襲ったという。4月25日のサンベルナルド・ド・カンポの歯科医焼殺事件以来、歯医者での不安が続いている。
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 14日のリベルタドーレス杯、パルメイラスはパカエンブー・スタジアムでの対ティフアナ(メキシコ)戦を1—2で落とし、8強進出はならなかった。敵地での第1試合を引き分け、有利かと思われた聖市での第2戦で力負けしてしまった。ただ、これでパルメイラスは25日からはじまる全国選手権だけに集中できる。同選手権での1部復帰こそ、今年のパルメイラスの必須課題だ。

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