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東西南北

ニッケイ新聞 2013年6月1日

 5月30日の聖体祭は、色とりどりのおがくずや砂などを使ったカーペット作りが恒例行事。大サンパウロ市圏のサンターナ・デ・パルナイーバでは例年通り、午前6時前には老若男女、700人ほどの人たちが集まってカーペットを作りはじめ、午前11時頃には全長850メートルに及ぶ大作が完成した。今年、同地には3万2千人の観光客が訪れた。
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 アトレチコ・ミネイロのゴールキーパー、ヴィットルは、5月30日の本拠地でのリベルタドーレス杯準々決勝の対チフアナ(メキシコ)戦で、試合終了間際に受けたペナルティ・キックを右に飛んで左足で蹴り返し、敗色濃厚の大ピンチを凌いだ。試合は1—1で引き分けたが、A・ミネイロは同じく引き分けだった敵地での第1試合で2点を入れており、ブラジル唯一の準決勝進出を決めた。準決勝の相手はオールドボーイズ(アルゼンチン)だ。
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 2日、サンパウロ市パウリスタ大通りで第17回ゲイ・パレードが開催される。今年は同性愛者差別発言で知られる下院人権委員会マルコ・フェリシアーノ委員長にまつわる騒動もあり、例年以上に注目度が高いが、今年は音楽ショーも含め例年より3時間以上長いプログラムに。アウキミンサンパウロ州知事は5月30日に同大通りを訪れ、女装者の勢いにたじたじになりながら写真撮影に応じていた。

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