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東西南北

ニッケイ新聞 2013年9月11日

 サンパウロFCは9日、パウロ・アウトゥオリ監督を解任し、ムリシー・ラマーリョ氏を新監督に迎えた。ムリシー氏はサントスの前監督としても知られているが、サンパウロにとっては2006〜08年の同チームの全国選手権3連覇時の指揮官であり、ファンの間でも「復帰待望論」が根強かった。アウトゥオリ前監督の就任発表時にも、ムリシー氏を望むファンからは嘆息が洩れたほどだった。11日現在、2部降格圏内の18位と低迷、不振にあえぐサンパウロ。監督生活で4度の全国制覇、1度の南米一を誇るムリシー氏の就任はいわば、同クラブ史上初の不名誉となる降格を避けるための最後の切り札となる。
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 9日朝、サンパウロ市中央部セー駅から大サンパウロ市圏フランシスコ・モラットを結ぶCPTM7号線で、新たな駅が一つ営業を開始した。新駅となったのは、ペルス駅とジャラグアー駅の間にできたヴィラ・アウローラ駅(サンパウロ市北部)で、その地域周辺には2万人ほどが生活している。本来なら2011年1月に営業開始予定だったが、同駅の管理をする予定だった企業が違反行為を行い、他の企業の入札が決まるまで営業できなかったという。何はともあれ、周辺住人には嬉しい限りだろう。
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 9日、大サンパウロ市圏ジュキチーバで、30歳の養子の息子とその友人3人に襲われた89歳の女性アナ・ソアレス・デ・カルモさんが、入院先の病院で死亡した。養子の息子は重度の薬物中毒患者で、アナさんを襲った理由も麻薬を手に入れるために、わずか50レアルの金が欲しかったためだという。

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