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栃木県人会=創立55周年の節目祝う=2百人が式典、賑やかに=坂本会長「若い力育てたい」

ニッケイ新聞 2013年7月9日

 栃木県人会(坂本アウグスト会長)の『創立55周年式典』が先月30日に行われ、約200人の会員らが参加し晴れの日を祝った。功労者、高齢者の表彰が行われ、一人一人が福田富一県知事から贈られた賞状と記念品を誇らしげに受け取った。若者の出席者も目立った式典について、坂本会長は「彼らのような若い力が県人会を支えていく。私たちの役目は、彼らを引き込み育てていくこと」と決意を新たにした。

 同県人会は1958年、31人の会員によって県人の親睦、母県と在伯県人との連絡組織としての役割を目的に創立された。71年に旧会館を建設し、母県への留学制度の実施や各種イベントの開催など、積極的な活動を行ってきた。現在は、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区に学生のための宿泊施設を備える会館を構え、約210家族の会員が所属する。
 当日は雨天の影響で、イビラプエラ公園慰霊碑前で予定していた先没者追悼法要が、会館での開催に変更された。
 法要後の式典では、大貫フェルナンド副会長の開会の辞に始まり、坂本会長、尾身千枝子婦人部長、横田エンリケ青年部長が挨拶に立ち、祝辞を述べた。県知事、県議会議長、県国際交流協会からの祝電も会員により披露された。
 80歳以上の28人が、高齢者表彰を受けたほか、長年に渡って会に貢献してきた3人には、功労者として特別表彰が行われた。
 功労者の一人で、通算30年以上に渡って副会長を務めてきた大貫為義さん(80、二世)は受彰を喜び、「栃木の会員は皆仲が良い。一人で出来ないことを大勢が協力し合って達成できる場を残していかなければ」と県人会の意義を語った。
 「活動が始まった当初は、人の数もイベントも少なかった」と感慨深げに話すのは、創立会員の館野忠義さん(75)。会館建設が会の活性化のきっかけだと述懐しながらも「これだけ長く続くとも、会員が増えるとも思いもしなかった」と嬉しそうに笑った。
 式典の後には昼食会が開かれ、老若男女多くの会員が懇談した。

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