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東西南北

ニッケイ新聞 2013年7月11日

 ミナス州オウロ・プレットの連邦大学で昨年から、共産主義の思想を広める目的の市民講座が開かれていると10日付フォーリャ紙が報じた。オウロ・プレットといえば、1789年にポルトガルに対する最初の独立運動「ミナスの陰謀」の発火点となった場所で、〃革命的素質〃(?)のある地だ。ただし受講生は下位中産階級出身の女子学生が中心で、革命家の性質はおそらくナシ。ブラジル共産党(PCB)党員である講座のコーディネーターによれば、「この社会の矛盾を明らかにし、変化させるというのが目的」とか。
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 10日付フォーリャ、エスタード両紙の一面を飾ったのは、パウリスタ大通りのサンパウロ工業連盟(Fiesp)のビルの隣にあった1373番の大邸宅の取り壊し現場の写真だ。この大邸宅は1960年代から存在したものだったが、昨年からは無人状態になっていた。同通りでは近日中にも1992年に文化財になっていた築108年の邸宅が取り壊される予定。時の流れで老朽化の問題もありやむを得ないが、歴史ある通りの建物だけに名残惜しさも。
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 10日午前8時頃、サンパウロ市内の17のバス・ターミナルで従業員によるバスの封鎖が起こり、約4時間ものあいだ運行が停止した。これにより400本の路線で1320本のバスが運行停止となり、市民75万人の足に影響が出た。11日は全国闘争の日で、バスの労働組合もスト断行の予定だ。10日15時現在、午前9時以降に市内29のターミナルを封鎖する意向。サンパウロ市地下鉄とCPTMも運行停止の噂があり、逐次の確認が必要。

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