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東西南北

ニッケイ新聞 2013年7月18日

 17日、サンパウロ市中央部のお茶の水橋からパウリスタ大通りにかけて、医師団たち3千人がデモ行進を行った。これはジウマ大統領が発表した、外国人医師の導入と、6年の修業過程を終えた医学生を2年間、統一医療保健システム(SUS)で実習させるという対策への反対を唱えたもの。このデモで医師団たちは、ジウマ大統領やアレッシャンドレ・パディーリャ保健相、アロイージオ・メルカダンテ教育相の写真を棺桶に貼って行進して話題を集めたが、人の命を救う立場にある医師のアイデアとしては随分大胆かつユニークだ。
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 14年W杯に向けてマット・グロッソ州クイアバーに建設中のスタジアム、アレーナ・パンタナルが、工事を完成させるために連邦貯蓄銀行から12億レアルの融資を受けることになったが、その財源は経済活性化計画(PAC)用のPAC—C資金とエスタード紙が報じた。PAC—C資金は通常、高速道路や空港、水力発電所などの建設に関連した小規模事業のために州や市に支払われ、スタジアム建設という用途は極めて異例だ。同スタジアムでのW杯の試合は4回で、同州最強のサッカー・クラブは全国選手権3部レベル。観客動員など今後の運営面での課題も残る。
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 フランス領ギアナで17日午前、世界ユースデーに参加するために当地へ移動する若者を乗せたバスとトラックが衝突し、1人が死亡、5人が重傷を負った。同日配信G1サイトが報じた。南と東をアマパー州と接し、カトリックが54%を占めるという同国。大イベントを目前に、何とも痛ましい事故だ。

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