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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2013年7月20日

 県連の「日本祭り」が16回目を迎えた。網野弥太郎さんが会長のときに始めたものでありイビラプエノ公園で開かれたのだが、これほど大きな催事になると予想した人は少ない。今やコロニア最大の祭りとなり入場者も20万人を越す賑わいであり、北海道から沖縄までの都道府県がお国自慢の「郷土料理」で観客を惹きつける風景もすっかりと地についた▼尤も、今年は茨城県が何かの都合で出場を辞退したのは、いささか淋しく、名物の「あんこう汁」にお目に掛かれないのは残念だけれども、来年は是非にも、あのお袋の味でコロニアの人々を喜ばせて欲しい。だが—今年の「日本祭り」には、鹿児島県から100名を超す方々が慶祝団を結成し来聖するし、新潟県は「物産展」を開き自慢の日本酒や凄い切れ味を誇る包丁などを展示販売するそうだから今から楽しみにしている▼こうした日本の地方自治体からの参加は昨年もあったけれども、こんな交流の輪が広がり日本とブラジルの絆が強まれば、こんなに嬉しいことはない。この祭りの軸になるのは「食の集い」だし、舞踏や歌謡も超人気だが、今年も日本から歌手が駆けつけ多くのフアンが胸を弾ませている。もう一つ付け加えたいのは、トヨタなどの自動車展示やコチア青年らの農産物販売などの展示場であり、これが近年はかなり充実してきた▼兎に角—展示即売の店が多彩で物凄く面白い。しかも今回は日本やブラジルを始めとする8カ国の大学生たちが技術を競う「ロボット・コンテスト」が開かれるので—これは是非とも見学して現代科学の一端に触れたいと願っている。(遯)

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