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三重県ビジネスセミナー=約20社が参加、交流会も

ニッケイ新聞 2013年8月15日

 三重県から鈴木英敬知事はじめ行政、経済、民間訪問団からなる「オール三重」の訪問団が16〜21日に来伯する。同期間中には各種イベントが予定されているが、その一つとして、サンパウロ市インターコンチネンタルホテルで20日午後1時半から、「ビジネスセミナー&意見交換交流会」が開催される。
 県内企業によるブラジル進出の中長期的な支援をめざす、同県の新たな取り組み。セミナーでは同県、姉妹都市提携を結ぶサンパウロ州が双方の産業、投資環境に関してプレゼンテーションを行い、意見交換交流会では経済ミッションとして来伯する県内企業の技術、商品に関心を示す当地企業との交流の場が設けられる。
 両国の事情に詳しいJETROサンパウロ事務所、AOTS(海外技術者研修協会、現HIDA)サンパウロ、BRABIC(ブラジルビジネス情報センター)がコーディネート役を務め、流通取引の商談、ジョイントベンチャー(JV)、技術供与などの可能性について交渉する。
 ユニークな技術や製品を持つ日本企業に関心を持つ同業界のブラジル企業との密な商談、両国の事情に詳しい諸機関のコンサルティングで、中長期的に成果につながることが期待される。
 経済ミッションに参加する「スエヒロEPM」(四日市市)は、大豆やゴマなどの搾油用の機械を製造・販売。サンタカタリーナ州の大手企業が来聖し、商談する予定だ。「エバ工業」(員弁郡)は、工作機械を複数台つなぎ、24時間自動で無人加工する仕組みを作っており、自動車や自動車部品の製造現場によく導入されている。「江南化工」(四日市市)は、パラトルエンスルホン酸(化学工業薬品の中間体。添加剤・触媒として使われる)を製造する数少ないメーカー。いずれも当地の同業大手とのJVまたは技術供与を視野に入れ商談を行う。
 「三重化学工業」(松阪市)は、工場など特に油を使う現場で使われる業務用ゴム手袋、独自の充填・配合ノウハウを持った保冷・保温剤を製造しており、当地のメーカーとのマッチングと同時に、流通関係者からヒアリングする。
 「ミルボン」(本社・大阪市、工場・伊賀市)は、美容室向けのヘアカラーとシャンプー、コンディショナーの日本のトップメーカー。美容室チェーン企業や美容室向け流通会社と面談し、ビジネスの機会を模索する。
 その他ロート製薬は、薬事実績のあるコンサルタント企業から、住友電装、JSRトレーディング、日本トランスシティ、三東工業所、クスハラ自動車などは自動車・ロジスティック業界、オオコーチ、マツオカ建機、飯田建設は建設業界専門家から情報収集を図り、食品・飲料企業も数社、流通関係者との商談を行う予定で、計約20社が参加する。
 本イベントに関する問い合わせはクォンタム(11・3262・0781)。

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