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コロニア10大ニュース=何かと話題多い2013年=1位=日本人移住105年迎え=県人会も続々と記念式典

ニッケイ新聞 2013年12月25日

 W杯という大イベントを翌年に控え、6月のコンフェデ杯では抗議行動が多発してダイソー1号店が略奪されるなど、国中が慌しく落ち着かなかった2013年。日系社会での出来事を振り返っても、3大臣の来伯と例年を上回る日本からの要人の訪問、今後続々と行われる地方の百周年事業の最初としてのレジストロ、数多く行われた記念式典、文協への1億円寄付の対応、べレン総領事館格下げ問題など、なにかと話題の多い1年だった。昼夜週末なく取材に東奔西走した編集部が選ぶ「コロニア10大ニュース」をお届けする。

 笠戸丸移民から105年目にあたる今年は、実に16の県人会にとっても節目の年となり、10以上が知事ら母県の要人を招き、記念式典を開催した。
 いち早く創立100周年を迎えたのは鹿児島県人会(園田昭憲会長)。布袋嘉之副知事をはじめ85人の慶祝団が来伯したほか、式典の前週にはNHK時代劇などで時代考証を担当した原口泉・鹿児島大学名誉教授を招いた『西郷隆盛講演会』も実施、好評を博した。
 県人移住100周年を祝った岐阜(山田彦次会長)の式典には、高原剛副知事らに加え岐阜新聞の杉山幹夫会長も出席。同新聞では100周年を記念した連載「ジャポネス・ガランチード 岐阜からブラジル移民100周年」が3部計20回に渡って連載された。
 同じく県人移住から100年を迎えた香川(菅原パウロ会長)の式典に出席した浜田恵造知事は「遠く離れた地にあっても、お互いを思いやる気持ちは永遠に変わらない」と力を込めた。式典後には議員団と県人会員、県費留学・研修経験者らによる懇談会が開かれ、今後の両者の交流の在り方について積極的な議論が交わされていた。
 1953年に始まった戦後移住も60周年を迎え、7月の『県連日本祭』会場内で記念式典が行われた。委員会発足当時「ジウマ大統領を呼ぶ」と息巻いていたが、結局サンパウロ州知事を招くこともできず、少々尻すぼみの終わった印象も。

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