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ニッケイ新聞 2014年2月27日

 三輪大使は昨年6月のコンフェデ杯も印象に残っている様子。レシフェでのイタリア戦で、スタジアム全体が日本に声援を送った状況を引き合いに出し、「いかにもブラジルらしい。日伯の友好関係を確認できた場面の一つ」と語り、「日本が好きなブラジル人がいかに多いか、中継を通して気付いたのでは。その背景には移民の歴史があってこそ」と続けた。後任の梅田氏はW杯、リオ五輪と貴重な期間を過ごすだろう。ただ、日本人渡航者の治安状況にも気を遣いそうだが。

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 県の名産品・海苔の輸出に取り組む兵庫県。同県人会も、サンプルを配布したり販売して反響をみたりと後方支援。「やっぱり海苔は日本製が一番!」という方は、3月1、15日に宮城県人会(Rua Fagundes, 152)で開かれる「青葉祭り」で焼き海苔が手に入る。1袋10枚入りで18レアル、2袋では35レで販売される。問い合わせは同県人会(11・3207・0025)まで。

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 編集部に読者から「ベラヴィスタ区での詐欺に注意」と電話があった。40代の娘さんが目をつけられたとのこと。今週月曜日、ペドローゾにある『ポン・デ・アスーカル』で30歳前後の身なりも立派で紳士然とした日系二世が話しかけてきた。「空港からのタクシーで強盗に全てを盗られた。日本に帰らなくてはいけないのでチケット代を貸してほしい」と約2時間しつこくつきまとわれたようだ。日本語もまじえて話すよう。読者のみなさん、ご注意を!

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