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東西南北

ニッケイ新聞 2014年4月11日

リオのフルミネンセ海岸部のドゥッキ・デ・カシアスで、生まれて以来19年間監禁され続けてきた女性が10日に入院先の病院で死去した。この女性は精神に異常が見受けられ、体重はわずか25キロしかなかったという。この後、リオ市警の女性問題対策課は、母親のマルルシア・ロドリゲス・デ・ソウザ容疑者を逮捕した。証言者の近隣住民の話によると同容疑者の家から異臭がするため、9日に容疑者の留守中に侵入を試みたところ、これまで存在していたことさえ知らなかった娘を発見したという。女性問題課は容疑者を殺人罪として起訴する可能性もあるという。

 8日夜10時30分頃、サンパウロ市中央部パライゾのアビリオ・ソアレス通りで、体育教師ゴミーデス・ヴァス・デ・リマ・ネットさん(46)が強盗に背中を撃たれ、病院に運ばれたが死亡した。ゴミーデスさんは恋人がスーパーマーケット「ポン・デ・アスーカル」で買い物をする間、店の前で駐車して待っていたところ、2人組の強盗が近寄ってきたので、車を降りて逃げようとしたが撃たれたという。ゴミーデスさんと恋人はこの時間にスーパーで買い物するのが習慣だったという。

 サッカーの欧州チャンピオンズ・リーグでは9日、ネイマールが所属する強豪バルセロナが同じスペインのアトレチコ・マドリッドに0―1で敗れ、準々決勝で敗退した。これで準決勝進出チームはアトレチコとレアルの両マドリッド、ドイツのバイエルン・ミュンヘン、イングランドのチェルシーとなった。ブラジル代表の多いチェルシーに期待か。

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