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東西南北

1日付本紙でも報じたように、同日はアイルトン・セナの20回忌だった。この日、セナが命を引き取ったイタリアのサンマリノGPのイモラ・サーキットで行われた追悼イベントには、2万人が殺到した。ファンは事故現場となったタンブレロのコーナーの壁に設置された記念ボードにセナへのメッセージを思い思いに綴った。そこには現役、往年の名レーサーの姿も多くあった。また4月30日にコリンチャンスは、アマゾナス州のアマゾニア・アリーナで行われたブラジル杯の試合前の整列の際、セナに捧げた緑と黄色のF1ヘルメットをかぶり、サンパウロ市の生んだ英雄に敬意を表していた。

4月30日、サンパウロ市北部のヴィラ・ブラジランジアのマノエル・オノラット通りで23時頃、覆面をした4人組が通りで話をしていた人たちに近づいて発砲し、未成年の少年2人が死亡、3人が負傷した。証言によると、まず1人の覆面の男が近づいてきた後、逆方向から3人が迫ってきて発砲したという。また、それから約5時間半後には、別の大通りでも負傷者こそ出なかったものの、発砲が起こった。現在、市警が調査を行っている。

サンパウロ市のクラブが出場していないことから、盛り上がりに欠けている今年のリベルタドーレス杯。ブラジルからは16強にも例年より少ない3チームしか残っていなかった。4月30日にグレミオ、1日は昨年の覇者アトレチコ・ミネイロが敗れ、8強にはクルゼイロだけしか残っていない。クルゼイロの準々決勝の相手はアルゼンチンのサンロウレンソで、7日と14日に戦う。

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