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 5日にストを予告しているサンパウロ市地下鉄の労組組合員だが、2日、同組合がサンパウロ市地下鉄側に出した「ストが実際に起こった場合、電車は運賃無料にする」という提案が却下された。これにより、きょう4日に行なわれる労働裁判所での公聴会と、組合の集会の結果で給与調整での話がまとまらなければ翌5日にストが行なわれることとなる。その場合、地下鉄1号線、2号線、3号線、5号線が運行を停止する。現在、組合側は35・47%の調整を求めているが、地下鉄側の回答は7・8%で、その差はまだ大きい。先日のサンパウロ市バスのストのときのような混乱は避けたいが果たして。
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 5月31日、サンパウロ市東部ヴィラ・ジャクイーで14歳の学生グスターヴォ・カヴァルカンテ君が、友人たちと路上で座って談笑している際、強盗に襲われ、射殺された。グスターヴォ君は、強盗に携帯電話を手渡すよう求められた際、母からもらったばかりのプレゼントだったこともあって、渋って隠そうとしたため背中を撃たれたという。グスターヴォ君はイタケロン・スタジアムで12日に行なわれるW杯開幕式にショーのエキストラで参加予定で、心待ちにしていたという。
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 W杯に出場する全チーム全選手が2日に正式に出揃ったが、南米を代表するストライカーで今大会での活躍が期待されていたコロンビアのラダメル・ファルカオは、故障した左ひざの回復が思わしくなく、不参加となった。コロンビアと対戦予定の日本には追い風となるかもしれないが、野生的で豪快なシュートが見られないのは残念。

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