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東西南北

 5月31日、ゴイアス州で、労働者党(PT)同州支部の事務局長で州立校教師の男性が、ボルソナロ大統領を批判する横断幕を車に付けていた。軍警がその幕を外すよう命じたのを拒否したところ、同教師は背後から首を羽交い絞めにされた上、「国家治安維持法」違反で逮捕されるという事件が起きた。男性は連警での供述後、すぐに釈放されたが、逮捕した警察官は、連邦議会でも廃止案が進行中の同法を適用した不当逮捕ということで調査終了まで内勤扱いとなった。もはや、暴力を伴わない国民の不満を連邦政府が都合よく抑え込む時代ではないということだろう。
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 サンパウロ州での6月のコロナワクチンの接種は、慢性疾患や恒常的な障害を持つ人が優先される。1日からは30〜39歳の持病や障害を持つ人たちへの接種がはじまり、今月中に18歳以上で持病持ちの人全員に接種を終えることを目指す。7月1~20日は一般の55~59歳、21~31日は18~46歳の教育従事者、8月2日からは一般の50~54歳で、17日からは45~49歳と、順次、対象年齢が下がっていく。年内に接種完了と願いたいところ。

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