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 「息子たちに家族の歴史を残したかった。気力を振り絞って書いた」というサンパウロ市在住の中野文雄さん(92、福岡)の自分史『子供移民の半生記』を、本日から6面の小説欄で掲載する。1935年に13歳で移住し、戦中バーラ・ボニータでは3度も理不尽な軍警察の家宅捜索を受けた。手塩にかけて育てた収穫直前の棉畑を捨てて夜汽車で決死の逃避行を図った様子など、手に汗握る場面が続く。中野さんは「書くどころか思い出すだけで辛いぐらいだった」という。気力を振り絞って子孫に歴史を残そうとした力作だけに、読者からの共感も呼びそうだ。
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 グアルーリョス空港で、邦人が置き引き被害に。12日午後8時20分頃、2階のコーヒーショップで友人と話していたところ、隣の椅子に置いていた荷物が無くなっていたという。被害は旅券、クレジットカード、チケット3試合分、携帯電話に現金なんと8千レアル。初戦の試合会場レシフェでの被害も報告されている。邦人観戦者は防犯対策の徹底を!

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