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 静岡サッカー協会の竹山理事は「(日本代表メンバーに)一昔前は三浦知良を始め中山雅史、名波浩、藤田俊哉…静岡出身が半分なんてこともあったんだよ」と静岡県勢減少を残念がる。今大会は内田篤人(函南町)、長谷部誠(藤枝市)の2選手だけ。全国的にレベルの底上げがなされてきた証でもあるが、今回始まる取り組みが〃サッカー王国・静岡〃の復活につながるかも。
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 日本人サポーターらが麻州クイアバのW杯会場で、東日本大震災の際にブラジルから受けた支援に感謝を表明するため「距離にも関わらず多大な支援をありがとう」「心強かった」などと記した垂れ幕を掲げたことが、連邦政府のW杯情報サイト「Portal da Copa」に取り上げられた。日本人から感謝表明されたことが、そのようにネット上で広まり「日本とブラジルはいつまでも友人だ」などとブラジル人からの喜びの声が上がっている。勝負の結果はどうであれ、W杯を機に両国の国民レベルの絆は深まったようだ。
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 北澤一家の農場は一年中忙しく、北澤アウグストさんは毎年、野沢菜の準備はするものの、実は日本祭りに行った事すら無いそうだ。夏は特に忙しく、「野沢菜作りも冬だから出来る」と話す。マリオさんに今年の野沢菜の出来について聞くと、「夏が暑くて心配したが無事成長した。収穫時期も早めたので、柔らかい」と自信を見せる。来年用の種も既に手配済みで、長野の食文化「野沢菜漬け」はしっかりと〃根付いた〃ようだ。

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