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 日本都市計画学会で国際交流賞を受賞した中村矗さんはその後、出身地の兵庫県を訪れ、井戸敏三県知事に報告した。今年3月に刊行された服部圭郎氏著『ブラジルの環境都市を創った日本人―中村ひとし物語』を贈呈したところ、井戸知事からも刊行された自身の随筆集を贈られたそう。お互いにサインし合い、書籍を交換した。執筆活動にも力を入れているという井戸知事には兵庫ジャーナル社出版による随筆集『一歩いっぽ』『歩みながら』などの著作約10冊がある。
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 日本でもW杯にちなんだ商品が続々お目見えしているが、なんと「フェイジョアーダパン」なるものまで出回っているようだ。敷島製パンの商品で、中身は丸ごとソーセージとピリ辛豆入りソース、チーズソースとか。ぜひ試してみたい、興味をそそられる一品だ。おもえば、普段「ブラジルの日本食は邪道」などと嘯いている向きも多いが、実は「日本のブラジル食も」か。人のことは言えないと、ちょっと反省…。
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 国際放送NHK・WORLDが、バンデイランテスTV局と共同で県連日本祭にブースを出展している。東日本大震災3周年ドキュメンタリー『Tomorrow 5 Day Special』をポ語字幕付きで上映するほか、会場スクリーンに映された「バーチャルどーもくん」と記念撮影が出来る。硬軟取り合わせたブースになりそうだ。「天気予報や安全情報が多すぎる」「スポーツのニュースで肝心な映像が静止画になってしまう」など、常々NHKの放送内容に意見を持っている方は、ぜひそのブースに行って直接に提言をしてみては?

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