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7対1から得た最大の教訓

 W杯準決勝ドイツ戦「7対1」の屈辱的結果を巡って激論が交わされているが、法律家ルイス・フラヴィオ・ゴメス氏の一文に最もハッとさせられた。いわく《グラウンド内でドイツに7対1で負け、天が我々の頭上で砕けたかのように嘆くが、グラウンド外(生活水準、競争能力)ではもっと恥ずべき大敗を喫している》と始まる▼両国とも国内総生産は世界10位以内に入るが、一人当たりではあちらは4万1千ドル、こちらは1万2千ドル。その分、格差がひどい。一つの例はあちらの学習年数は平均13年間もあるのに伯国はわずか7年間…。《人口の4分の3が準文盲》というゴレアーダ(大量得点)をとっくに決められているのに、それをW杯並に嘆かないのはなぜか▼治安なら、あちらは10万人当たりの殺人事件被害者数が0・8人(11年)なのに、こちらは29人(12年)。30対1と言っていい点差だ。ゴメス氏は《公共サービスは最低限、公共交通機関は不効率、医療機関は〃重病〃、司法は〃不公正〃、学校自体が〃文盲〃》と嘆く▼様々な教訓が読み取れる中、我々メディアが最も重要とすべきは、開幕前にあれだけ競技場やインフラ建設の遅れを問題としておきながら、いざ始まってみたら、肝心の代表チームの準備、監督や選手の育成が最も遅れていたという盲点の存在だろう▼5回優勝の実績がもたらした驕りが、マスコミも含めて「政府はダメだが代表は優勝する」という妙な楽観をもたらしていた部分がある。代表チームのあり方は国民を投影している。伯国代表の中盤にあった巨大なブラッコ(穴)は、我々の意識にある盲点の反映に過ぎないかも。(深)

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